2009年10月10日
■ オバマ氏のノーベル平和賞受賞。
オバマ氏のノーベル平和賞受賞、ネットで「反論」続々
10月10日12時12分配信 CNN.co.jp
(CNN) ノーベル平和賞が現職のバラク・オバマ米大統領へ授与されると発表された直後から、インターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)フェイスブックや、一言ブログのTwitterでは、続々と感想や反響のコメントが寄せられている。祝福の声もある一方で、「時期尚早」という意見や、米軍が駐留するアフガニスタンとイラク情勢を踏まえ「不適切」といったように、賛否両論に分かれている。
Twitterユーザーの多くは、「受賞を辞退すべき」という意見を出している。ロンドン在住の人物は「真の世界平和を達成するときまで辞退すべきだ」と投稿。ユトレヒトからは、「親愛なるオバマ大統領。あなたを尊敬し、支持して、支援しているが、まだ平和賞を受けるべきではない。もしも自分があなたの立場なら辞退する」との声があがった。
ドイツからは「馬鹿げている。バラク・オバマに平和賞?なんで?ブッシュと変わったから?まだ実際には何もやってないじゃないか」と怒りの声。テヘランからは「もしもオバマが平和賞に値するなら、世界平和のために走り回るミス・アメリカの女性たちも受けるべき」との皮肉めいた投稿があった。
ボストンからは「誰か説明してくれない?あれって、何かを達成した業績に与えられるもので、何かをやろうという気持ちには贈られるものじゃないでしょう?」と、就任から1年もたっておらず具体的な成果がはっきりしていない現職大統領の受賞に戸惑う気持ちを寄せた。
パリからは、他に誰も、受賞できる人間がいなかったんじゃないか?」という意見があがっている。
スペイン主要紙エル・パイスは、オバマ大統領を平和の象徴であるハトに見立て、黒いハトがオリーブの枝をくわえる一コマ漫画を掲載した。
面白いなあ。
世界で最も軍事費を使い、大量の核兵器を今も保有し、かつては実際に使用し、何十万人もの非戦闘員を殺傷した過去を持つ唯一の国の大統領が、よりによって「核廃絶に関する声明を出しただけ」で、ノーベル平和賞を受けるとは。
金大中やアラファトがかつて受賞したことなども考え合わせると、平和賞というのは、なかなか興味深い賞であると同時に、最も権威を持たぬノーベル賞のようである。
posted by かっぱ2号 : 10月10日 14:25 | コメント (4) | トラックバック (0)
2009年10月 5日
■ シベリウス/交響曲第7番ハ長調 op.105
ああ、やっぱりとっても好きだなあ、この曲。
シベリウスの交響曲は概ね好きなんだけど、彼の残した7曲の中では、やっぱりこの7番が一番好きだな。
あえて順番を付けるとすると、7⇒3⇒5⇒1⇒6⇒4⇒2 って感じかな。
一番有名なのは2番なんだけど、おいらはこの2番は好きじゃない。大した曲でもない。
4番は好きじゃないけど、敬意は払う。やっぱこの曲は凄さにおいては一番かも知れない。
が、7番は好きだし中身も充実している。何とも短い交響曲だが、小さな宝石のように輝いている。今夜のようなちょっと涼しい夜には、この曲を聴いてしばらく過ごすのも、決して悪くない。
posted by かっぱ2号 : 10月 5日 00:00 | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年10月 4日
■ 今年の事件。
今年もいろいろ事件が多いなあ。
まあ、毎年いろいろなことが起こっているわけだけれど。
新型インフルエンザ。
永田寿康、清水由貴子、ノムヒョン自殺。
忌野清志郎、栗本薫、マイケル・ジャクソン、川村カオリ、
大原麗子、山城新伍、クレヨンしんちゃんの作者などが死去。
押尾学、酒井法子逮捕。
自民党惨敗⇒政権交代。
東京五輪落選。
そして中川昭一死去。
びっくりするようなことが、今年は特に多かったような気がする。
新型インフルエンザを除いて・・・これについては、マスクをする人が過半数を超えていたことに関してだけ、びっくりだった。
ちょっと調べれば、新型の毒性が季節性と大して変わらないことは、かなり初期から分かり切っていたのに、マスコミ情報を鵜呑みにしてパニックに陥っている多くの人々を見るのは何とも・・・(笑)。
posted by かっぱ2号 : 10月 4日 22:15 | コメント (7) | トラックバック (0)
2009年9月22日
■ 河野支持。
久しぶりに感動した。
何という言いたい放題。
何という正論。
この演説を聴く限り、次の自民党総裁に相応しいのは、河野しかいないだろう。
彼が、彼だけがおそらく、民意が読めている。
そう、国民は、少なくともおいらは、森・青木・古賀・野田といった、利権に群がり国益を軽視する、旧来の自民党らしい連中が大嫌いなのである。4年前の郵政選挙のとき、小泉総理は「変わらないなら自民党をぶっ壊す」と宣言した。その言葉通り、いわゆる「自民らしい」亀井や野中といった連中のかなりが追い落とされ、爽快にして痛快な気分に浸ったものである。
しかし、その幸福も長くは続かなかった。
その後、小泉総理からアベ総理に代わり、政権を民意で勝ち取ったわけではないアベは、派閥の大幹部である青木や森などの言い分を飲まざるを得ず、郵政造反組を復党させてしまった。あまつさえ、あの馬鹿は「お帰りなさい」などと歓迎の意まで表し、麻生に至っては造反組を大臣や党役員に就ける優遇ぶりで、またもや自民党は古い元の形を完全に取り戻してしまった。
おそらく、このように身内に異常に甘い、まともな道理のまったく通らない、異常に自己中心的な論理が罷り通る姿勢を見て、多くの人々は自民党という党を完全に見放したのだと思われる。
日本国民は、前回の選挙で自民を大勝させ、今回の選挙では民主を大勝させるという劇的な変化を選択したが、「旧来の自民党的なモノを嫌悪し破壊する」という点においては、前回も今回も国民の姿勢はまったくブレていないのである。
自民党の政治家たちは、「旧来の自民党的なるもの」が、国民に本当に絶対的に徹底的に嫌われているということを自覚すべきである。
もし、派閥の論理で選ばれた谷垣や、河野潰しのためだけに擁立された西村某が当選しているようでは、外国人参政権などにおいて民主党がよほどのチョンボをしない限り、来年の参院選も自民の惨敗に終わり、もうこの政党に未来はないだろう。
別においらはどちらでも直接の実害はないが、この国の将来をまじめに考えるならば、健全な二大政党が併立することが何より好ましいことだと、おいらは考えている。
posted by かっぱ2号 : 9月22日 17:12 | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年8月31日
■ 小選挙区制・讃。
小選挙区制というのは、思うに、素晴らしい制度である。
かつて、衆院選が中選挙区制であった頃、どんなに悪いことをしたやつでも、2~3割程度の組織票をガッチリ固めたやつは決して落とすことは出来なかった。
しかし、小選挙区制が定着した今は違う。
財務相という要職にありながら、重要な会議や記者会見がありながら、大酒をかっくらい朦朧会見を開き、世界中の笑い者になったやつは、しっかり敗北する。
嗚呼、小選挙区制!
なんと良い制度であろうか。
その中川や山崎拓、傲慢きわまる会見を開いた松浪健四郎、薄汚い公明野郎三匹、長崎新幹線誘致に暗躍した久間、郵政造反組、とりわけ野田聖子、こいつらの泣き面が、比例復活の可能性があるにせよ、一時的にでも見られただけで、おいらは、少なくとも今夜、まあ今週いっぱいくらいは、いい気分でいられそうである。
■ 主な落選者・小選挙区敗北者
片山さつき
中川昭一
武部勤
太田誠一
山崎拓
津島雄二元厚相の息子(世襲)
海部俊樹元首相(78)
中山太郎元外相(85)
中山成彬前国土交通相(不出馬⇒出馬)
杉浦正健元法相(死刑非執行)
町村信孝
伊吹文明
石原宏高
松浪健四郎
松浪健太
山口俊一(郵政造反組)
与謝野馨(蜂に刺された程度)
佐藤ゆかり
井脇ノブ子(ピンクのおっさん)
藤野真紀子(料理研究家)
小坂憲次(スルツカヤがコケた時は喜びましたね)
古屋圭司(郵政造反組)
北側一雄(公明)
冬柴鉄三(公明)
久間章生
堀内光雄(郵政造反組)
保岡興治
笹川堯
衛藤征士郎
赤城徳彦(絆創膏)
丹羽雄哉
塩谷立(文部科学相)
太田昭宏(公明)
鴨下一郎
中川秀直
野田聖子(郵政造反組)
額賀福志郎
★重複立候補者は、比例復活の可能性あり。
posted by かっぱ2号 : 8月31日 00:43 | コメント (4) | トラックバック (0)
2009年8月30日
■ 審判の日。
自民党 【 2009年8月29日のキャプチャ 】
民主党 【 2009年8月29日のキャプチャ 】
4年以内にまた、総選挙があるわけだが、
政権与党かつ、絶対安定多数を持つ政党のホームページが、
もしくは、政権奪取に挑む最大野党のホームページが、
上記の某党のような醜悪なるネガティブ・キャンペーンに満ちたものでないことを、
切に願っている。
posted by かっぱ2号 : 8月30日 13:11 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年8月29日
■ 続・敗北の理由。
大事な理由を二つ、忘れていた。
まず一つめは、
「二代続けての政権投げ出し」
である。
その点においては、アベ・福田の罪は重い。
二度も続けてたったの1年で政権を放り出す、無責任極まりない政党が、「責任力」を掲げているのだから、タチの悪いジョークとしか思えない。
自民党は、人を笑い死にさせたいのか、と思う時がある。
あと一つは、同党の熱心な支持者の一部の、圧倒的な質の悪さである。
いわゆる「ネット右翼」「ネットウヨ」「ネトウヨ」と呼ばれる連中である。
彼らが「売国」「愛国」「真性保守」「靖国」「マスゴミ」「捏造」「国旗切り裂き」「反日」「韓国」「朝鮮人」「在日」「日教組」「自治労」「歴史を勉強しろ」などと、ネット上で活発に活動し、自分の気に入らぬ存在を罵倒し、上から目線で説教し、民主党を攻撃すればするほど、自民党の支持は失われていったと思う。
彼らの基本的な論理は「自分たちは絶対に正しい。自分たちの気に入らぬ結果はすべて捏造だ」というものである。
たとえば世論調査で、麻生内閣の支持率が下がると「マスゴミの捏造だ」という。
ところが、同じマスコミの世論調査で麻生内閣の支持率が上がったときは、「捏造だ」とは決して言わないのである。
いったい全体、彼らの思考回路はどのようになっているのだろう? 彼らに「思考回路」なるものが存在するかどうかも含めて、常々不思議なのである。
彼らは、相当知能が低いか、もしくはおそらくは一種の精神病なのだろうとおいらは思っている。
連中は自民党というよりは麻生やアベの狂信者らしいが、彼らのようなおぞましい存在を排除しない限り、少なくともネット上で自民党が広く支持を受けることは困難だろうと、おいらには思われる。
posted by かっぱ2号 : 8月29日 15:18 | コメント (0) | トラックバック (0)
2009年8月28日
■ 敗北の理由。
リーマンショックを「蜂に刺された程度」と発言
世襲禁止見送り★
相も変わらず、自民党立候補者は高齢者と世襲だらけ★
小泉JR等、世襲容認★
そのまんま知事担ぎ出し失敗★
そのまんま知事担ぎ出しに失敗した古賀を切れず★
公明党への露骨な擦り寄り(比例は公明!)★
財務相もうろう会見★
漢字読めず/書けず★
各種ブレ★
各種失言/言い間違い★
河村官房長官に「オウンゴールだけは避けて」とまで言われる★
郵政改革、実は反対⇒批判されるとやっぱり賛成だったと発言★
郵政造反組、復党
郵政造反組優遇(保利・小中曽根・野田・武田・江藤・古川禎久・鈴木俊一)★
郵政造反組を選挙区でも優遇★
郵政改革組冷遇★
麻生おろしで醜態を晒す★
麻生おろしを恐れた執行部、両院議員総会を開けず両院議員懇談会でお茶を濁す★
ガソリン税の暫定税率を2/3で再可決
定額給付金★
国営マンガ喫茶★
補正予算での無茶苦茶な浪費★
赤字国債大量発行★
鳩山総務相辞任にまつわるゴタゴタ★
鴻池祥肇の女性問題による辞任★
無能大臣起用(小渕少子化相・野田消費者相)★
年金問題解消できず★
後期高齢者制度改善できず★
金のないやつは結婚するな★
国旗切り張りにこだわるが、相手にされず★
選挙中、各種ネガティブキャンペーンを繰り返す★
天下り即時全面禁止を拒否★
天下り禁止を進める渡辺喜実を冷遇、離党に至らせる★
離党した渡辺喜実の対抗馬に、81歳の老婆を立てようと目論むが失敗★
★は麻生内閣
今回の衆院選の敗因を思いつくまま挙げてみたが、いやはや、あまりに多すぎて悩む。
敗因の決定打となったのは、いったいどれだろう?
posted by かっぱ2号 : 8月28日 17:45 | コメント (12) | トラックバック (0)
2009年8月25日
■ 自民面白CM集。
【自民党ネットCM】ラーメン篇
【自民党ネットCM】ブレる男たち
【自民党ネットCM】プロポーズ篇
これだけ、わりと有名ですな。
いずれの作品も、なかなか甲乙つけがたい面白さで、「お前が言うのかよ」的な面白さも含め、必見である。
この出来からすると、自民は、総選挙後には共産党をしのぐ「確かな野党」になりそうである。
・・・分裂さえしなければ、だが(笑)。
posted by かっぱ2号 : 8月25日 21:02 | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年8月24日
■ 「子供に夢を、若者に希望を、そして高齢者には安心を」
時節柄か、最近やたら政党CMを見るハメになる。
そこで語られるのが以下の台詞である。
★テレビCM
麻生 「子供に夢を、若者に希望を、そして高齢者には安心を」
★学生との対話集会
学生 「若者の収入が低いのが少子化の一因ではないか?」
麻生 「金がないなら結婚はしない方がいい」
まったく、こんな返答では、夢も希望もないな。
本音や正論を言っても仕方ない場合があるのが、
この生来の金持ちボンボンの天然オヤジには分んないのかね。
確かに、これでは、終わってるっぽいっすね。ははは。
posted by かっぱ2号 : 8月24日 22:52 | コメント (6) | トラックバック (0)
2009年8月23日
■ 「国旗切り張り」と「比例は公明」。
「放り投げ」安倍氏と「もうろう」中川氏、民主をメッタ斬り「鳩山代表より遼くんがまとも」…北海道11区
8月23日8時1分配信 スポーツ報知
自民党の安倍晋三元首相(54)が22日、盟友の中川昭一氏(56)=北海道11区=のもとに応援に駆け付け、帯広市内で街頭演説を行った。安倍氏は、民主党の日の丸切り張り問題について、ゴルフの石川遼選手を引き合いに出しながら「17歳の遼君のほうが鳩山さんよりはるかにまともだ」と攻め立てた。「もうろう会見」で世界的批判を浴びた中川氏と、「放り投げ辞任」で世間を失望させた安倍氏。自民党への逆風の“元凶”ともいえる2人が公示後最初の週末に声を上げた。
「もうろう会見」で厳しい選挙戦を強いられている中川氏のもとに、2人目の“お友達”が駆け付けた。19日の麻生首相に続き、十勝入りしたのは安倍元首相。帯広市内など3か所で街頭演説を行い、激しく民主党を攻め立てた。
安倍氏が取り上げたのは、民主党が日の丸の旗を切り張りした党旗を掲げた問題。謝罪した鳩山由紀夫代表が党旗を「われわれの神聖なマーク」と表現したことに怒りを爆発させた。
「驚くべき答えだ。神聖なのは民主党のあのマークなのか。民主党の旗なんて全く神聖でない。自民党の旗も神聖でない。神聖なのは私たちの国旗だ」と絶叫。
さらには、ゴルフの石川遼選手を引き合いに出し「ゴルフが五輪の正式種目になった時、遼君は『日の丸を背負って精いっぱい戦いたい』とさわやかに言った。素晴らしい言葉だ」と絶賛。「17歳の遼君のほうが鳩山さんより、はるかにはるかにまともなんですよ、みなさん」と呼び掛けた。
「最も尊敬する」安倍氏を横にした中川氏も「自分の国の国旗を否定する政党、あんな人に総理を任していいのか」と淡々と訴えた。
2人は「保守再生」の理念を共有する初当選以来の“仲良しコンビ”。安倍政権時代には、中川氏は自民党政調会長を務めた。麻生首相とも盟友関係にあり、3人の頭文字を取って一部メディアから「ANAライン」と呼ばれることもある。
ただ、麻生首相が帯広市で街頭演説した際は「(中川氏が)見苦しい姿を見せることになり、おわび申し上げる」と陳謝したものの、この日の安倍氏からはおわびの言葉は一切なし。中川氏の飲酒問題について触れることもなかった。
各世論調査で自民党の大敗が予想される中、北の大地から、民主党批判を行った2人の盟友の叫びは、果たして麻生首相への“援護射撃”となるのか。
◆北海道11区(帯広市、十勝支庁)
▽立候補者
中川 昭一(56)自民前
渡辺 紫(60)共産新
石川 知裕(36)民主前
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090823-00000086-sph-soci
相変わらず、アベはアホだなあ、と思うのである。
国旗の切り張り(もしくは切り裂き)事件についてだが、地方組織の、しかも後援者が何の考えもなく、日章旗を党旗の材料として使ってしまったにすぎない。日章旗を土足で踏みつけて「どうだ!」とやったわけではないのである。
しかも党本部側は謝罪している。要するに、とっくにケリのついた問題なのであり、国益を左右する大事でもないのに、執拗に追求し続けるのはいかがなものかという気がする。
麻生もしつこいがアベもしつこいやつである。自分の気に食わないことについては、たとえ些事であろうと、一応とはいえ謝罪しようと絶対許さないぞ、という精神構造は、彼らと彼らの支持者たちが嫌ってやまぬどこかの国の人々のようで、やるせないものがある。
ついでに言っておけば、国旗を党旗の材料にしたか否かよりも大切で神聖なものがあるはずである。
この選挙ではそれを焦点にして、政権与党らしく堂々と戦うべきであった。
そして特に、元総理だったアベは、自らの就任1年前に行われた前回衆院選における結果を真摯に受け止め、民意を、そしてマニフェストに書いてあったことだけを粛々と実行すべきであった。
「選挙の結果」「国民との約束」。それらのほうが、政治家にとっては、国旗よりもよほど大切な、神聖なるものではないのか。
そういった本質を見失い、軽視し、大事と小事の優先順位すら当時も今も理解できず、選挙終盤においてすら、このようなデマゴーグじみた演説を繰り返しているようでは、やっぱりアベはアホだ、それは致命的だと、おいらは思わざるを得ないのである。
<09衆院選>逆風下、自民重鎮も関係強化へ 自公協力「形より実」 公明集会、首相長男が初出席
8月17日12時13分配信 毎日新聞
衆院選で自民への逆風が続く中、これまで公明の推薦を受けずに来た自民重鎮の選挙区でも、水面下で公明党との関係を強化しつつある。逆風の強さに公明票も意識せざるを得ない自民。比例票の上積みには自民支持層からの得票が欠かせない公明。そんな両者の思惑がうかがえる。
「公明党の候補者が比例で全員当選されますことを、心より願っております」
麻生太郎首相(福岡8区)の地元・福岡県飯塚市で8日開かれた公明の総決起大会。麻生氏の代理で出席した長男の将豊(まさひろ)氏(24)があいさつすると、約800人の支持者から大きな拍手が起きた。将豊氏は最後に「麻生太郎にもご支援賜りますよう……」と付け加えるのを忘れなかった。
麻生氏の家族が公明の集会に出席するのは初めて。麻生陣営の関係者は「公明側から『親族を』と要望があった」と話す。公明関係者は「首相への厳しい声も多いが、集会で好感度は上がったはず。推薦はなくても、自公の枠組みは尊重する」と語った。現職首相として十分な得票を目指す麻生陣営にとって、公明の支援はやはりありがたいのか。
先月16日に大牟田市であった公明党の時局講演会では、古賀誠・党選対本部長代理(福岡7区)の陣営幹部があいさつ。会場を埋め尽くした約1500人を前に「厳しい選挙戦。連携を強化していきましょう。比例は公明、選挙区は古賀誠」と訴えた。
古賀氏は党選対委員長当時の昨年12月、比例票を公明に回す選挙戦術の見直しを主張、公明側の反発を招いた。だが陣営関係者は「同じ政権与党。互いに協力しながらやっていく」と、公明票への期待を隠さない。民主が元秘書を対抗馬に擁立し、激戦が予想されるだけに、背に腹はかえられないようだ。
一方の公明党も、比例九州ブロックで現有より1増の4議席獲得を目指す。支援者には自民の応援に難色を示す声もあるが、自民の選挙協力なしには比例票の上積みは難しい。別の公明関係者は「お互いに余裕がないこの期に及んでは、形より実を取るしかない」と語った。【伊藤奈々恵、井上秀人】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090817-00000010-maiall-pol
ああ、イヤだイヤだ。
前々から思っていたのだが、自民党の候補が、いや幹部やその関係者たちまでもが、「比例は公明」などというのは反党行為ではないのか。自民党からも多くの候補が比例区に立候補しているはずである。それを差し置き、他党への投票を呼びかけるというのは、典型的な反党行為だと思うのだが、いかがであろうか。
だいたい、自民支持者で公明党などに投票したいやつなど居ない。むしろ、心底嫌悪しているやつが大半である。自民党というのは、何と民意を汲み取ることのできぬ政党なのであろうか。
国旗切り張り騒動にせよ、白昼堂々と他党への投票を呼びかけることにせよ、当選したい一心とはいえ、いかにも見苦しく、もはや末期的だなあ、と思うのである。
それもこれも、4年前の選挙における民意を蔑ろにしてきた自公政権の自業自得、すなわち自己責任なのである。悪いことを行った者は当然報いを受ける。いや、受けるべきである。それは仕方ないことだと、おいらには思われる。
posted by かっぱ2号 : 8月23日 20:56 | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年6月 7日
■ 庶民嫌い。
最初に言っておこう。
おいらは、いわゆる「庶民」というやつが大嫌いなのである。
posted by かっぱ2号 : 6月 7日 07:55 | コメント (4) | トラックバック (0)
2009年5月 4日
■ 新型インフルエンザ狂騒曲に、思うこと。
なんだか、新型インフルエンザについて、騒いでるのを見ているのがそろそろアホらしくなってきた。
新型インフルエンザなるもの、実はたいしたことがないとわかってきたからである。
どうやら、死亡率は国際的に平均するとせいぜいが0.1-0.5%程度らしい。この程度の死亡率なら、通常のインフルエンザとそれほど変わらない。毎年毎年、かなりの数の人が通常のインフルエンザで亡くなっているが、誰も気になどしないし、マスクの購入に狂奔することもない。
死亡率がたった0.1%程度とはいえ、それでも感染者が1000万人にまで増えると死亡者数は1~5万人になるわけだが、スペイン風邪の頃ならともかく、今の先進国の医療水準で、そこまで大流行するとは考えにくい。
一時期、メキシコでの死亡者についても、あっという間に160人を超えたとされていたが、いつの間にか、わずか19人にまで減っている。
韓国でまた二次感染の疑い、患者と同一機で帰国の女性
5月4日1時38分配信 読売新聞
【ソウル=浅野好春】新型インフルエンザで、韓国保健福祉家族省は3日、新たな感染疑いのある無職の韓国人女性(62)をソウル郊外の病院に隔離入院させたと発表した。この女性は米国旅行後、2日に感染が確認された修道女(51)と同じ旅客機で4月26日に米ロサンゼルスから仁川(インチョン)空港に降りており、二次感染の可能性がある。
一方、米疾病対策センター(CDC)は3日、同国で感染が確認された人が前日から66人増え、30州で226人になったと発表した。スペイン保健省によると、国内の感染者は40人で、前日までの2倍になった。アイルランドやコロンビアでは初の感染例が確認され、感染者は19か国・地域に広がった。
また、香港紙・蘋果日報によると、米ロサンゼルスの取材出張から4月23日に香港に戻った同紙記者が、感染の疑いがあるとして2日に隔離された。
発生地メキシコの感染者数は506人で、このうち死者数は19人になった。
アホらしい。
衛生状態の悪いメキシコで、しかも震源地なのに19人かよ。
カナダで新たに15人感染
5月1日15時52分配信 産経新聞
【ニューヨーク=松尾理也】新型インフルエンザの感染は30日も拡大し、米疾病対策センター(CDC)によると、米国で確認された感染者は11州で109人に達した。全米で休校に追い込まれた学校は300校以上にのぼった。
カナダの保健当局者は30日、同国で新たに15人の感染を確認したと明らかにした。同国の感染確認者は計34人となった。
被害が集中しているメキシコでは30日、感染が確認された死者は12人、感染者は312人に達した。同国ではこれまで感染が疑われる死者は176人とされていたが、コルドバ保健相は今後、感染未確認の死者数は公表せず、確認された死者の数だけを公表する考えを示した。
また、ペルーのウガルテ保健相は30日、入国後に感染が確認されたと29日発表した米国在住のアルゼンチン人女性について、再検査の結果、別のインフルエンザの感染だったことが判明したと述べた。
一方、世界保健機関(WHO)は30日、新型インフルエンザの呼称を「豚インフルエンザ」から「インフルエンザA(H1N1)」に変更、同日からホームページなどで使用を開始した。風評被害を懸念する農業団体や食品業界に配慮した。
あっという間に死亡者160人超というのは誰が発した誤報かは知らないが、人騒がせにもほどがある。上の記事を読む限り、誤報というよりは誤発表らしいが、永久発展途上国に相応しいお粗末ぶりである。
また、このようないい加減な国のいい加減な発表を鵜呑みにして大騒ぎするのもまた、お粗末であろう。特に厚労相を務めるマスゾエの記者会見における逆上ぶりは、横浜市長にとっては迷惑だったろうが、傍目にはなかなか面白かった。かの大臣、大言壮語するわりには、ストレスやパニックやプレッシャーには非常に弱いタイプなのであろう。
ともあれ、今はマスクすら手に入らない狂騒ぶりであるが、しばらくすれば事態は沈静化するだろう。最初に述べたようなおいらの見解が、おそらく一般化するだろうからである。
あと2か月もすれば、大騒ぎしたわりに実はたいしたことがなかった北朝鮮のミサイル発射や派遣切りなどと同じように、誰も話題にしなくなるだろうと思われる。
posted by かっぱ2号 : 5月 4日 07:09 | コメント (8) | トラックバック (0)
2009年4月19日
■ Cinderella Story
http://www.youtube.com/watch?v=vMVHlPeqTEg
NHKの7時のニュースでちょこっと放映され、興味があったので観てみた。
要はスーザン・ボイルっていう、イギリスの片田舎に住む、47歳の冴えないおばちゃんの物語。
だけど・・・。
いやあ、そこいらのつまらないドラマより、よっぽどドラマティックでスリリング。
そして結末は圧倒的に感動的。
必見。何をおいても観るべし。
posted by かっぱ2号 : 4月19日 19:52 | コメント (2) | トラックバック (0)
2009年4月13日
■ 今年の花など。
おかげさまで今年も無事、お花見に行くことが出来ました。
ここには3時間くらいいたのだけれど、これが一番のお気に入りショットかなあ。
「太陽の塔」はとても有名なオブジェだけど、裏側がこんな感じになってるのは、地元の人もしくは実際に見た人でなければ、あまり知らないんじゃないかなあ?
ガイドブックとかニュースとかで映ることはあっても、正面以外はまず、ないしね。
鎌倉の大仏も、背中側がどうなっているのか、実際に行ってみるまで知らなかったもんなあ。まさか、あんな風になっていたとは・・・。
posted by かっぱ2号 : 4月13日 00:00 | コメント (0) | トラックバック (0)